2017年11月8日水曜日

平成30年 測量士・測量士補試験に向けて~測量士補編~


山々が紅葉をはじめ、秋の深まりを感じる今日この頃・・・
通常業務に加え災害業務もあり、
みなさん忙しくしておられることと思います。

さて、平成30年の測量士・測量士補国家試験に向け、
12月から日本測量協会の講座が始まりますので、
このタイミングでこの講座や、他の講座のオススメ、
また勉強法などを書いていこうと思います。

みなさんよくご存じかと思いますが、
この試験に合格するのは簡単ではありません。
どんなに実務経験があっても受からない人は受かりません。
しかし逆に、実務経験などゼロに等しくても、合格する人は合格します。

私はこの記事を通して、やる気さえあれば
誰でも必ず合格する試験だということを伝えたいです(・ω・)ノ☆・゚::゚♪


↓ではまずは受験概要から↓


受験資格☆年齢、性別、学歴、実務経験等に関係なく受験できます。
試験方法☆測量士・測量士補試験ともに筆記試験です。
試験日時☆毎年5月の日曜日(測量士は午前と午後があり、士補は午後のみ)
受験地 ☆北海道・宮城県・秋田県・東京都・新潟県・富山県・愛知県
     大阪府・島根県・広島県・香川県・福岡県・鹿児島県・沖縄県
受験願書
受付期間☆毎年試験の年の1月。
合格発表☆毎年7月中旬。


それでは、
測量士補試験に向けてのオススメ講座などを
続きに書きます♪



測量士補は、測量士と違ってテキストや講座がたくさんあり、
どれを選ぶか迷うところだと思います。
近くの書店でテキストを購入するだけでも良いのか、
キチンと講座などを受講するべきなのか・・・

測量の基礎を理解していて、実務に係った経験がある方なら、
書店で過去問題集を買ってそれを繰り返し解くだけで十分かもしれません。
過去問題を繰り返し解くことは、どんな試験においても重要で、
これをなくして合格ナシ!
と言っても過言ではないと思います。

私はまず測量とか全くわからなかったので(笑)
そのうえ、数学が嫌いで嫌いで・゚・(ノ∀`;)・゚・
受験することを相談した測量部K部長に、

「サインコサインってなんですかね?」

と聞いた日にゃあ、あの優しいK部長も明らかに引いてましたよ(笑)

大丈夫です!
勉強さえすれば合格しますから!( ̄m ̄〃)

こんな私が検討した講座は3つ。

①日本測量協会の通信添削講座
②U-CANの通信添削講座
③日建学院の講座

日建学院さんは自宅近くにスクールがあったので、
実際見学にも行ってみました。

そして測量士補の講座を受けたい旨お伝えすると、
「え? 測量士補? 土地家屋調査士じゃなくて??」
と聞かれました(^-^;
そうなんですよね。測量士補というのは、
土地家屋調査士の午前試験パスのために受験する人も多い。
どうやら土地家屋調査士講座とセットで受講するなら話が変わる。
ということのようでした。

ま、だいたいどこもこのセット商法な気がします(笑)

こちらはWEBの講座で、ネットに繋いで講座を聞いてナンボ
といった感じだったので、私にはついて行けない気がしたし、
金額も一番高かったのでやめました。

そして日本測量協会の通信添削講座ですが、
こちらはメインのテキストが測量士と一緒の物なんですよね。
一緒にされてこの私が理解できるはずないし!( ゚Д゚)
しかもややお高め。会員だからといって特にメリット無し。
ということで却下。

結局、値段が一番安い。
会社の先輩が受講し士補試験に合格している。
自分でも過去にU-CANの講座で合格した国家試験がある。
ということからU-CANを選びました。

日本測量協会の通信添削講座もそうですが、
U-CANの通信添削講座も
一般教育訓練給付金の対象となり、
個人で負担した受講費の2割が返ってきます。

U-CANの良いところは、なんといっても初学者向けにできているところで、
測量士補講座では、測量とは何か?どんな仕事か?
というところから説明されていて、
測量のための基礎数学のテキストも準備されています。
私が欲しいのまさにコレ!(笑)

そんなわけで、このU-CANの講座を半年弱真面目に受講し、
測量の基礎を学んだ上で、
最後の1か月は過去問題を解くことに重点を置いて勉強しました。

士補試験は5択のマークシートなので、
わからなくてもとりあえず全問マークシートを塗りつぶす事が基本です。
そしてある程度、これとこれは明らかに違うな。
という消去法で解答を絞ることができます。
ですので、なんとなく理解していれば答えられる確率は高いです。

計算問題はなんとなくでは解けませんので(笑)
ひたすら解き方と公式を覚えるのみです!
数学に関しては、友人や現役の学生にも教えてもらいました。
士補試験は電卓が使えませんので、
それこそ基礎の四則計算からやり直しですよ。
娘の高校時代の教科書でも勉強しましたが、
高校の教科書はさすがわかりやすかったです!

そんなこんなで、測量士補試験に関しては、半年かけて
試験当日までに全問正解が狙えるレベルまで持っていき、
結果は28問中25問正解で合格しました。

1問だけ、見たことも聞いたこともない問題が出まして。
それ、今でもわかりません(笑)
完璧に勉強したつもりでも、そんな問題もあります。
合格ラインギリギリ程度の勉強で
合格は難しいと考えた方がいいかもしれません。


次の機会に測量士試験までの勉強法を書こうと思います♪
これがまた、士補試験の時ほど計画的にはできず・・・
合格に至るまでの2か月の勉強の日々を語ります(笑)