2021年3月10日水曜日

技術士第一次試験を受けてみた!~2.勉強計画編~


今日は試験勉強の流れを書いていきます。

①試験スケジュールの把握
②試験科目、時間、解答方法、合否判定基準などの確認
③大まかな勉強方法を決定、勉強期間の設定
④戦略を練りつつ決めた方法で勉強
⑤模擬試験
⑥最終調整

あくまでも私の進め方です。
今回は技術士第一次試験でしたが、
筆記試験であれば、ある程度どの試験でも変わりません。



技術士を2部門取得している、我が社の設計部U課長などは、
技術士第二次試験(総合技術監理部門を除く技術部門)の、
5400字(600字×3枚を3科目)の論文を書く、
口頭試験に対応し得る経験と知識、発言能力を培うという特性から、
技術士試験の勉強は年間をかけてしていて、
日々の生活に勉強が習慣化されています。

真のマニアですね!( ̄∀ ̄)

勉強会などには積極的に参加して
常に知見を深める努力を惜しみません。
「机上で1人でする勉強には限界がある!」
そうです。

これは本当にその通りで、
直に人から学べる事は本当に大きい。
この事はまたRCCMの試験勉強レポで書きたいと思います。

ちなみにU課長、RCCMの試験勉強期間
「1ヶ月!」
だそうです。

見てる限り1ヶ月もかけてなさそうですけどね。
いずれにせよ凡人には無理なので
マネをしないようにしましょう!( ̄m ̄〃)



さてさて本題に戻って、
この記事では①〜③までの流れを書きます。
思いの外、長文になりそうなので、
(↑余計な事を書くからだよw)
からの具体的な勉強は次回に分けます。



まずは①試験スケジュールの把握から

願書受付期間 令和2年6月18日~7月1日
受験票の発送 9月中旬
試験日 10月11日
合格発表 12月18日

私の場合、9月、10月は比較的仕事が落ち着いている期間なので、
おそらくある程度の勉強時間は取れるだろうと予測。

がしかし、昨年のような過去に例を見ない件数の
災害復旧業務に追われる事もあります。
(皆さま、本当にお疲れ様でございました)
できる準備は、業務が落ち着いている
4月、5月のうちにしておくのが良いと思います。

具体的には、
・願書の配布開始日時の確認、
願書と共に必要な提出書類の確認。
・過去問題から出題傾向を探る。
・テキストを選ぶ。
・難しいと感じる問題は、
時間が取れるこの時期に取り組んでおく。
などなど。


そして勉強の計画を立てる上で最も重要な
②試験科目・解答方法・合否判定基準を確認!

試験科目と解答方法 マークシートによる5択
専門科目(2時間) 35問中25問を選択して解答
適性科目(1時間) 15問全て解答
基礎科目(1時間) 各分野6問中3問を選択して合計15問を解答

満点・合否判定基準
専門科目 各2点で50点満点・50%以上の得点で合格
適性科目 各1点で15点満点・50%以上の得点で合格
基礎科目 各1点で15点満点・50%以上の得点で合格

ということで、
択一問題で科目によっては全部答える必要がなく
わかる問題から埋めていって半分以上できれば合格!
ということです!!


ここまで確認して、③大まかな勉強方法の決定と期間を設定します。
進めていくうちにより良い方法が見つかったり、
期間なんか仕事や家庭の都合で予定通りに行くかわかりませんので、
なんとなく、2ヶ月くらい前からこのテキストやろうかなぁ、
くらいの感じで。


さてこの技術士第一次試験は択一問題のみなので、
過去問題を中心に解いて勉強することに決めて、
過去問題とその解答解説が中心のテキストを探します。

そして、この科目は時間をかけて勉強しないと無理かも、、、
という科目があれば、早々にテキストを購入して、
余裕のある時期に取り掛かっておきます。

私が一番できないと思ったのが基礎科目でした。
化学・生物・数学・物理
内容は大学で学習するレベルです。


なので一番に購入したのは、左の基礎・適性のテキスト。
これは最寄りの書店に置いてあったもので、
重要事項のまとめにプラス過去問題、その解答解説付きのものです。
(1900円+消費税)

測量士試験でもつまずいた行列の計算、
ITパスポート試験の時に最後まで理解しきれなかった基数変換。
この2つは今回の試験勉強でちゃんと解けるようにしよう!
と決めて、余裕のある時期に取り組みました。


適性科目に関しては技術士として持っておくべき
社会的常識問題が出題されます。
科学技術が絡む事故事件不正、
その発生要因や法規制等に関する問題。
また、労働環境に関する法規制、ハラスメントなどなど。

これは社会人としての常識問題なので、
過去問題を一度やって合格点に届けば特に重点的に
勉強する必要はなさそうです。
試しにやってみたらできたので、これはもう試験直前に
確認する程度の勉強にしようと決めました。


専門科目は建設部門なのですが、
これもまぁなんとかなるだろ!
といつもの根拠の無い楽観的志向でギリギリまで後回し(( ´∀`))♪
というか、基礎科目がわからなすぎて、とにかく基礎科目に時間がかかる!
と思ったんですよね。

なので右の建設部門テキストは、試験の1か月前くらいになって
検索エンジンで一番最初に出てきたものを即ポチり"φ(・ェ・o)
こちらは過去問題とその解答解説のみのテキストです。
(2400円+消費税)


4月、5月で出来る事をあまり根を詰めずにやっておいて、
後は、お盆過ぎ辺りからでいいかなぁ、とやんわり計画。

まぁちょっと私ね、夏は勉強するの無理なんです。
暑いの無理!"o(`*ω*´)!

「クーラーつければいいじゃないですか!」

ってU課長が言うんですけど、
もうクーラーとかそういう問題じゃなくて、
夏は思考回路が働かない!((○(´Д`)○))
せめてお盆過ぎんと無理や!

というわけでw
4月5月を有効に使いたかったわけです。



さて本日の、勉強計画編はここまでに致します。
長文最後までお読みいただきありがとうございます!

試験ネタが続くと面白くないので、
次回はユルネタを挟むことにします♪(。-∀-)