2021年3月23日火曜日

技術士第一次試験を受けてみた!~3.真剣勉強編~


本日は、技術士第一次試験を受けてみた!シリーズ第3回目です!


前回は下記①~③の流れを書いたので、、、
①試験スケジュールの把握
②試験科目、時間、解答方法、合否判定基準などの確認
③大まかな勉強方法を決定、勉強期間の設定

今回は④~⑥の流れについて書きます!
④戦略を練りつつ決めた方法で勉強
⑤模擬試験
⑥最終調整



まずは、④戦略を練りつつ決めた方法で勉強です!

択一問題は過去問題を解く事を中心に進めていきますが、
どんな試験でも最初は問題を見てもわからないと思いますので、
とりあえず2年分くらいは解答解説を見ながら
フーン...φ(。。*)ぐらいな感じで進めていきます。

さて、私がこの試験の過去問題をザッと見た感じ、
基礎科目ができないだろうな、という予測が付いたので、
まずは基礎科目から取り掛かることにしました。

基礎科目は次の5群から構成されています。

1群 設計・計画に関するもの
2群 情報・論理に関するもの
3群 解析に関するもの
4群 材料・化学・バイオに関するもの
5群 環境・エネルギー・技術に関するもの

各分野で6問出題されますが、
そのうち3問を選択して解答すればOK!
計15問のうち50%以上の得点が合格ラインですので、
8問以上正解する必要があります。

で、数学寄りの3群と、化学寄りの4群
壊滅的にできませんでした!!( ゚Д゚)

これはもうちょっと3と4は一旦理解するのは諦め、
頻出されている過去問題丸暗記戦法で行くと決め、
残る1群・2群・5群で点数を稼ぐ戦略を立てました。
合計で8問以上できれば良いので、3と4が全く答えられなくても
1・2・5で稼げばOKなのです!
合格点を取る上で大事なのは、こういった戦略です。
全部できなくて良いのです。


余談ですが、、、
測量部のMさんが入社したての頃のカラオケ大会での出来事。
高得点を出すために、
女性の私が余裕で出る高さのキーの男性歌手の歌を歌って
まずまずの点数を出した時、
測量部I課長が言ったのが、

「見たかM! あの戦略の立て方が、
測量士に一発合格する秘訣なんや!!」

まぁそんな大げさなモンではないのですが(。-∀-)
でもさすがI課長、よくわかってますね!
結局のところ、試験もゲームで勝つのと一緒だと思います。

そんなワケで、自分にできる事が何なのかに着目し、
そこで得点できるようにします。


この業界の試験をいくつも受けてますと、
数学の問題は避けて通れない課題になります。
なので、あの時はできなかったけど、今回はできるようにしよう!
と、共通する問題に関しては理解できるよう努力してきました。

がしかし今回の試験はそれに加えて化学が入ってきます。
私が特にダメなのが化学反応式でした。
中学レベルの元素記号から覚えなおして、
頻出される熱化学方程式までこの短い期間で
たどり着ける気がしません(-公-、)

そう言えば、、、弊社技術士のA副社長が、いつだったか飲み会で、
「化学を勉強しろぃ!バケ学を!!」
(酔っ払いテンション↑)
とおっしゃっていたのが思い出されます。

フジタ、化学できないなんて言えない(;ωノ|柱|。。。
もう過去問題丸暗記だ!!!
おりゃー!!!ヽ(`Д´#)ノ
(できてはいない


基礎科目に自信が持てないまま時間は過ぎていき、
いよいよ専門科目にも取り掛からないといけない時期になってきます。
いい加減本腰を入れて勉強しないといけないなと思い始めた
8月末にテキストをネットで購入しました。

専門科目は、昨年度RCCM道路を取得しているため、
道路とそれに関連する問題で稼げばいい!
と安易に考えていたのですが
道路の問題は毎年1問しか出題されていない事が判明( ゚Д゚)!

専門科目では、
土質及び基礎鋼構造及びコンクリート河川、砂防及び海岸・海洋
が出題数を多く占めており、この3つの分野に絞って集中的に勉強しました。

港湾及び空港、鉄道、トンネルあたりは道路と並んで
毎年1問づつの出題なので、真剣にやったところで率が悪い。
ハイ過去問題丸暗記に仕分け~ヽ(`Д´)ノ"o

そんな中、トンネルの問題は山岳工法シールド工法
だいたい交互に出題されている法則を発見!
この法則でいけば、今年はシールド工法が来る!!
という、中学生並みの予測を立てるw(゚∀゚ )w
ま、念のため山岳工法の問題も意識しつつ、
トンネルの1問は獲得する方向でいこう!と決めました。

こんな感じで、出題数の少ない分野に関しては、
過去問題を記憶にとめておいてもいいか、
ぐらいな気持ちで取り込みました。


さて、この「技術士第一次試験を受けてみた!」の最初の記事に
自信満々に「合格できる勉強の進め方」とか
書いておきながら、実はこの試験、
今まで受けたどの試験よりもわからなくてできなくて、
合格する自信はありませんでした(ノω・、) ウゥ・・・
やってもやっても、身に付いている実感が無い。

なので、なんとか少しでも重要ワードを頭に叩き込もうと、
過去一、単語カードを 作りました。


科目毎に分けてですね、このように↑

今は暗記系のスマホアプリもありますので、
こういった単語カードは古典的かもしれませんが、
私は単語カードに書いて作って持ち歩く、
という行為が好きなので、試験の時は毎回必ず作ります。

とりわけ今回は大きめのものを選び、
簡単な用語の解説を書けるようにして
ノートに書く事より単語カードを作る事で
記憶する方法を取りました。


あとですね、どんな勉強もそうだと思いますが、
過度に睡眠時間を削ってまでの勉強はしません!

これはネットで調べた事なのですが、
勉強する→寝る→昨日勉強した事を思い出す。
この作業で記憶は定着するらしいのです!

限られた時間の中で効率良く勉強するのは、
社会人にとって一番重要な事です。



⑤模擬試験

さて私はどんな試験においても、
試験一週間前の土曜日か日曜日の一日を使い、
試験本番と同じ時間で過去問題か練習問題を
通しで必ずやってみます。

いわばリハーサルです。

お金を出して業者がやっている模擬試験を受けに行ったりしなくても、
自宅で無料で自分一人でできます。

これを自己採点することで、
自分がどれだけ合格ラインに近づいているかがわかりますし、
残りの一週間で補うべき勉強箇所がピックアップできます。



⑥最終調整

残りの一週間は最終調整期間です。
模擬試験でやってできなかった部分をやり直しつつ、
体調を整える事にも意識を向けます。


そしてどの試験もたいていは福岡ですので、
交通機関の確認、宿泊施設の確認、
(予約は1か月~3週間前までには済ませておきます)
当日の受験地までのルートの確認、天気の確認などを、
旅行気分でヾ((`・∀・´)ノで楽しんでやります♪


この時ちょうど台風が近づいてまして(;゚Д゚)
どうなることかと思ってましたが、
九州上陸は無く、一安心。


はい、そんな感じで!
いよいよ試験直前まで来ましたね!


次回はユルネタ記事を挟んだ後、
試験当日~合格発表までの記事をUPします!

本日もここまでの長文を読んでいただき、
ありがとうございました!